楽天の「ポイント運用」と楽天証券の「ポイント投資」、違いは?

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最近、テレビ等でもよく「ポイント」を使った新しいサービスが続々と紹介され、なかでも今持っているポイントを使って投資を行い、増やすことが出来るサービスが各社から出ています!中でも楽天スーパーポイントにおいては楽天グループに「楽天証券」という証券会社を抱えていることもあり、この分野においては一歩先を歩んでいるといえるでしょう。
ポイントは「貯める」時代からお金と同様に運用して「増やす」時代に突入しているのかもしれませんね。
そこで、楽天が誇るポイントを増やす2大サービス、「ポイント運用」と「ポイント投資」について、現役の楽天グループの社員である筆者が、その違いやメリット等を解説していきます!

楽天スーパーポイントを「増やす」サービスが続々リリース!

今もっている楽天スーパーポイント(通称、楽天ポイント)を「増やすこと」が出来るサービスは楽天内に2つ存在します。
楽天本体が運営する「ポイントクラブ」のサービスである「ポイント運用」(2018年10月開始)と、楽天グループの証券会社である「楽天証券」が展開する「ポイント投資」(2017年8月開始)です。
名前だけ聞くと違いが分かりませんが、このふたつは明確に異なるサービスのため、違いを理解して自分に合った「ポイント増やす系サービス」を選択しましょう。

ポイントクラブの「ポイント運用」とは

楽天ポイントにまつわる様々なサービスを展開する「楽天PointClub」はお得にポイントをゲットする情報が満載なので専用アプリをダウンロードしている楽天ユーザーも多いことでしょう。
そんなポイントクラブの中に2018年10月に急遽現れた「ポイント運用」なるサービス。特に手続きも不要で、持っている楽天ポイントがあれば「追加する」ボタンから運用するポイント数を100ポイント単位で決めて、運用の方針を「アクティブコース」と「バランスコース」から選択するだけで追加した楽天ポイントが自動的に運用されます。

ポイント運用
裏側では「投資信託」という投資商品で運用されているため、もちろん確実に増えるわけではなく、減る可能性もありますが一目でどのくらい増えているか(減っているか)が分かり、もし引き出す場合は「引き出す」ボタンを押して、また楽天ポイントとして利用することが可能となります。

「ポイント運用」のメリット

ポイント運用のメリットはなんといっても今もっている楽天のアカウントでそのまま始められる簡単さにあります。
ポイントクラブにログインすれば(アプリでもウェブでも)ポイント運用のバナーが出ているので、それをクリックするだけで運用するポイントとコースを選んですぐに運用が始まります。難しい投資商品を選ぶ必要もないので、投資をしたことのない初心者にも始めやすいサービスといえます。

ポイント運用

「ポイント運用」のデメリット

一方で、ポイント運用にもデメリットがあります。それは増えても減っても「楽天ポイント」としてしか使えないことです。この後紹介する「ポイント投資」は最終的に現金で受け取ることが出来るので、それと比べるとどうしてもポイントのままだと用途が限られます。
また、投資をした事のある経験者からすると「アクティブコース」「バランスコース」というのはある意味で得体の知れない投資方針であり、もう少し具体的な金融商品で運用したい場合にも物足りないと感じるかもしれません。

楽天証券の「ポイント投資」とは

楽天証券の「ポイント投資」は「ポイント運用」と違い、自分で投資信託を指定して楽天ポイントを使って買い付けるサービスとなります。
ポイントを運用するというよりは「投資信託の買付けにポイントが使える」という設計なので、買った後は現金で買った投資信託となんら変わりはありません。
売却した場合にも「現金」で返ってくるのもポイント運用との大きな違いでしょう。
また、楽天証券に口座が必要となるので楽天のアカウントがあるだけでは利用できず、口座開設手続きを行う必要があります。
口座開設手続きは5分程度で出来ますが、取引が出来るまでには審査などを含めて3日程度かかるのですぐに始められるというわけではありません。
楽天証券に口座さえあれば、投資信託の購入時に(楽天での買い物と同様に)「ポイントを使う」という項目を選べば現金ではなくポイントで購入することが可能となります。
投資信託の購入は100円単位で可能ですが、ポイントは1ポイントから使えるので余ったポイントの活用にも便利です。

ポイント投資

「ポイント投資」のメリット

ポイント投資の大きなメリットは「現金で受け取ることが出来る」ことと、投資しているだけで「ポイントがさらに貯まる」ことです。
ポイントで投資信託を買って売却すればその分の現金が戻ってくるので事実上の「楽天ポイントの換金」が出来るというわけです。
また、楽天証券では保有している投資信託の額に応じて定期的にポイントが貯まる仕組みがあるため、「持っているポイントがポイントを生む」という最強のサイクルが生まれます。
もらえるポイントは「10万円につき毎月4ポイント」なので資産が増えるほどもらえるポイントも増えていきます。購入できる投資信託も通常通りで数千本の中から選べるので本格的な投資をしたい人にも嬉しいですね。

「ポイント投資」のデメリット

デメリットとしては口座開設が面倒なことかもしれません。手続きは5分程度ですが、本人確認書類やマイナンバーカードの提出(撮影)などがあるのと、申込から取引が出来るまでは数日かかるので思い立ったときにはじめられない点はあります。
楽天証券はネット証券でもトップクラスの証券会社なので、証券会社の口座を持っていない人はこれを機に作ってみるのもいいと思います。
また、どの投資信託を購入するかを自分で決める必要があるので、そこで悩む人も多いでしょう。多くの投資初心者はランキングを参考にして決めるようなので、楽天証券のサイトでよく買われている投資信託の商品を事前にチェックしてみると良いでしょう。

投資に興味がなければ「ポイント運用」、いつか投資をしたいなら「ポイント投資」

ポイント運用とポイント投資の違いについて解説してきましたが、結局のところ「投資」と呼ぶに相応しいのが楽天証券による「ポイント投資」で、あくまでもポイントが増えたり減ったりするのを楽しむレベルであれば「ポイント運用」となります。
投資には興味がないけど「ポイントが増えたら面白いなぁ」くらいの遊びであれば「ポイント運用」で十分だと思いますし、「せっかくなら、将来投資をしたいから良いキッカケにしたい」のであればこれを機に楽天証券で本格投資をまずはポイントで始めてみることをオススメします!あるいは、どっちもやってみて自分に合ったほうを選ぶのもアリですね!
いずれにしても貯まった楽天ポイントは買い物に使えるだけではなく、「増やす」ことが出来る時代になっていますので、是非これらのサービスを活用してお得なポイントライフを過ごしたいところです!

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