楽天のポイント投資に「期間限定」ポイントが使えない罠

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持っているポイントを使って投資ができる「ポイント投資」が広がっていますね!
楽天証券では楽天スーパーポイント、ネオモバイル証券ではTポイントを投資商品の購入に使えるということで、余っているポイントの活用や投資初心者の「お試し投資」として活用している人が増えています。
中でも楽天スーパーポイントを活用できる楽天の「ポイント運用」と、楽天証券の「ポイント投資」は「これまで使いどころがなく余らせていたポイントを投資に使える!」という声をよく見かけます。
しかし、ちょっと待ってください!!
「これまでに使い切れず消滅していた楽天ポイント」は投資に使えません!
このあたりは勘違いが非常に多いので実際に楽天グループで働いている私が解説していきます。

Contents

楽天スーパーポイントは2種類ある

期間限定ポイント

楽天市場など、楽天グループを利用することでどんどん貯まる「楽天スーパーポイント」ですが、2種類あることをご存知でしょうか?
特に通常ポイントのほか、「期間限定ポイント」として貯まっているものには注意が必要です。

消滅しない「通常ポイント」

楽天市場などを使うといつでも貯まるポイントが通常ポイントです。
買い物金額の1%をベースに、楽天サービスの利用状況に応じてもらえるポイント数は人によって異なります。
楽天のサービスを使うほどに貰えるポイントが多くなる仕組みを「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」といいますが、これによってもらえる通常ポイントは使わなくても消滅することはありません。

消滅する「期間限定ポイント」

一方で、楽天は頻繁にキャンペーンを行なっているため、「通常ならもらえなかったポイント」がよくもらえます。例えば楽天市場のショップがキャンペーンで付与ポイント数を増やしていたり、楽天イーグルスが勝った次の日や「5の倍数」の日などは貰えるポイントが多いのですが、こういった「キャンペーン」で貰える分のポイントは「期間限定ポイント」として貯まるため、一定期間を過ぎると消滅してしまいます。
ちなみに消滅するまでの期間は「15日で消滅」や「月末で消滅」など、そのキャンペーンによって様々なので、それまでに使い切る必要があります。

「期間限定ポイント」は投資に使えない!

楽天の「ポイント運用」にしても、楽天証券の「ポイント投資」にしても、投資に使えるのは「通常ポイント」のみであり、「期間限定ポイント」は使うことができません。
例えば楽天スーパーポイントを「5,000ポイント」持っているとして、うち「期間限定ポイント」が「2,000ポイント」あるとすると、投資に使えるのは「3,000ポイント」が限度ということになります。
自分が持っているポイントのうちどのくらいが期間限定ポイントなのかは、楽天市場などの各サービスの画面のほか、ポイント投資をしようとする時にも確認ができます。
つまり、よく耳にする
「これまで使い切れずに消滅していたポイントが投資に使えるなんて画期的!」
というのは間違った認識なので注意しましょう。
投資に使えるのは消滅しない「通常ポイント」のみです。

「通常ポイント」と「期間限定ポイント」は使い分けがオススメ!

どんどん貯まっていくのは嬉しい「楽天スーパーポイント」ですが、通常ポイントと期間限定ポイントの使い方には工夫が必要です。
投資をしながら期間限定ポイントを消滅させないためには、通常ポイントは貯まり次第
「ポイント運用」や「ポイント投資」で投資に回していき、「期間限定ポイント」は日常的な支払いや楽天市場での買い物でガンガン消費していくのが理想的です。
特にコンビニでの支払いに「楽天Pay」を使うようにしておけば優先的に期間限定ポイントを消化できるのでポイントを無駄にせずに済みます。
あまり意識せずにポイントを消滅させてしまっている人は是非「通常ポイント」を「ポイント投資」に、「期間限定ポイント」を買い物に使い分けることで最大限に活用していきましょう!

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