S&P500に積立する方法、選ぶべき投資信託は?

アメリカ

「S&P500」への投資が最強だ!などの声を最近よく聞く人も多いのではないでしょうか?
アベノミクス以来の投資ブームが続く日本でも、何に投資するのかという議論の中で有識者が口を揃えて投資しておけば良いというこの「S&P500」について実はよく分かっていない、投資をしたいけど具体的に何をすればいいのかわからないという人のために、ファイナンシャルプランナーでもある私が「S&P500」とは何か?どうして投資すべきなのか?何をすれば良いのか?について開設していきたいと思います!

「S&P500」とは「アメリカの中心的な企業の株価(の平均値)」

正式名称は「Standard & Poor’s 500 Stock Index」ですがもちろん覚える必要はありません。
スタンダード&プアーズというのはアメリカの企業で、株価の指数や投資商品の評価をしています。
そのスタンダード&プアーズが「アメリカのなかで中心的な企業の株価」を時価総額をベースにひとつの指数にしたものです。
アメリカの中心的な企業といえばGoogleやAmazon、AppleにFacebookといろいろありますがこれらの企業の株価を500社分まとめてひとつの数字で表されています。
つまり「S&P500に投資する」とは、「アメリカの主要企業に投資する」とほぼ同義と考えることができます。

「S&P500」人気の理由は過去の実績が抜群だから

多くの一般投資家のみならず、世界で最も有名で実績を上げている投資家ウォーレンバフェットですらこのように言っています。
(妻に向けて)「私が亡くなったら資産の90%をS&P500で運用しなさい。」
ではなぜこれほど皆が口を揃えてS&P500への投資を勧めるのでしょうか?
それは何といっても長年にわたり抜群の実績を出している点です。

S&P500の月足チャート(楽天証券サイトより)

こちらが過去10年のS&P500の値動きですが、綺麗な右肩上がりで最高値を更新し続けていることがわかります。10年前に比べると3倍近くになっていますね。
よくみると途中で少し下がるタイミングもありますが、このように「最終的にはいつ買っても上がっている」という実績を出し続けているので長期的な投資にとっては勝率・利益の幅・安定感ともに世界最強クラスの投資先と考える人が多いのです。

具体的には、30年間にわたって「年10%」の利回り(値上がり率)を維持しています。
これは毎月3万円の積立を30年間行なった場合、67,814,638円(税別)も積み上がる計算になるのです。実際に積み立てた金額は10,800,000円なので5700万円以上の利益が出ることになります。とんでもない数字ですが、間違いなく実際に起きている数字なので驚きですね。

「S&P500」に投資出来る商品

為替

では早速このS&P500に投資したい!と思うかもしれませんが具体的には何から始めると良いのでしょうか?
S&P500はあくまでも指数なのでそのまま買えるものではありません。そこで「S&P500と同じ値動きをするように設計された商品(投資信託)」を買うことになります。
このようにある「指数に連動する」ように設計された投資信託を「インデックス投資信託」といいます。
ここでは日本で買えるS&P500に連動するインデックス投信を紹介していきます。どれもつみたてNISA対応なのでつみたてNISAの口座を持っている人はその口座で積立することもできます。

eMAXISSlim米国株式(S&P500)

日本で最も売れているS&P500のインデックス投資信託は三菱UFJ国際投信が運用する「eMAXISSlim」シリーズです。
一番売れているのは単純に手数料(信託報酬)が低く、資産残高が大きいので安心して保有することができるからです。
信託報酬はどんどん安くなる傾向がありますが、三菱UFJ国際投信は常に最も安い手数料を方針にしているので今後、他の商品が安い商品を出したとしても、それに対抗してさらに安くなっていく可能性が高いので安心して保有できます。
信託報酬:0.0968%

iFree S&P500インデックス

大和証券投資信託が運用する「iFree」シリーズも人気のインデックスファンドです。
インデックスファンドは指数に連動する運用を行うためファンドによって実績は大きく異なることはありません。そうなると信託報酬が商品選びの大きなポイントとなるため、eMAXISSlimより優れている点は特にないかもしれません。
信託報酬:0.2475%

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

SBIグループと世界的な運用会社であるバンガードの共同で運用されるこの商品は信託報酬が最も安いファンドとなります。
ただ純資産額が大きくない点と、ほぼSBI証券でしか買えないため、他の証券会社を使っている人からするとわざわざこれのためにSBI証券口座を開設するよりも、情報も多い「eMAXISSlim」の方がオススメです。
信託報酬:0.0938%

「eMAXISSlim」がオススメ!S&P500インデックスで積立投資を始めよう!

というわけでS&P500に投資できる投資信託はいくつかありますが、手数料や純資産の大きさ、情報の多さを踏まえると「eMAXISSlim」シリーズがオススメです。
投資信託は100円からでも買えるので投資初心者も試しやすいですね。将来の資産形成のため、無理のない範囲から毎月の積立でS&P500投資を始めてみてはいかがでしょうか?

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