海外旅行で知っておくと得する「為替」と「両替」の話

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海外旅行に行く時に「為替(かわせ)」によって得をしたり損をしたりしていることに気づいていますか?
旅行費用・現地での物価・買い物の金額すべてが為替によって日本円でいくらになるかが決まっています。
なんとなくでお金を払っていると実はとんでもなく損をしているかもしれません。
逆に為替をしっかりと理解しておくことでかなりお得な旅行にすることができますよ!

為替(かわせ)とは

為替とは異なる通貨を交換するときの「レート」のことです。
よく「1ドル=100円」のように表されれることがありますが、この場合はアメリカの通貨1ドルが日本の通貨100円と同じ価値ということです。
このレートは一定ではなく常に変動していて、各国の政治や経済の状況や金利、株価など様々な要因が複雑に絡み合ってそのときのレートが決まっています。
例えば、今日の為替レートが「1ドル=100円」だった場合、アメリカで1ドルのものを買うには日本円で100円ということになりますが、翌日に為替レートが「1ドル=110円」になったとしたら同じものを買うために必要な日本円は110円と高くついてしまうということです。
海外でものを買うタイミング(あるいは旅行を予約するタイミング)によって同じモノやサービスでも全く価格が変わってくることになりますので、海外でお金を使うときはこの「為替レート」が非常に重要ということになります。

「円安」と「円高」は「ドル高」と「ドル安」

為替を表す際によく用いられるのが「円安」や「円高」という表現です。
文字通り「円安」は「日本円が安い」、「円高」は「日本円が高い」ということになりますが、そもそも日本円が高い、安いとはどういうことでしょうか?
円の価値を外貨(ドル)で見た時に価値が高い場合は「円高」、価値が下がっている場合を「円安」といいますが、なかなか分かりにくい部分でもあります。

A「1ドル=100円」
B「1ドル=110円」

のそれぞれの場合で考えてみましょう。

100円の1ドルと110円の1ドルですから、Aの場合よりもBの場合の方が「1ドルの値段」は高いことになります。これが「ドルが高い状態」つまり「ドル高(=円安)」です。
このように「円高」か「円安」かはイコール「ドル安」か「ドル高」と表すことができるので為替レートを見て円安か円高かを判断しにくい時は「ドル安」「ドル高」に直してみると分かりやすいかもしれません。

ハンサム
100円より110円のほうが「(円が)安い」ってややこしいなぁ

海外旅行は「円高」がお得

海外旅行がお得になるのは「円高」の時です。
つまり「1ドル=110円」の時よりも「1ドル=100円」の時の方がお得になるということです。
もちろん通貨はドルじゃなくても「ユーロ」など他の通貨でも考え方は同じです。
なぜ「円高」の方がお得なのか考えてみましょう。

例えば1泊100ドルのホテルを予約する場合、
A(円高)「1ドル=100円」
B(円安)「1ドル=110円」


のそれぞれの場合、A(円高)の時は100ドル=10000円となり、
B(円安)の時は100ドル=11000円で日本円に換算した時に割高となります。
買い物も食事もすべてこの考え方が適用できます。
海外でお金を使う時は少しでも「円高」の時の方が割安で同じものが買えるということがわかりました。

クレジットカードと現金の場合での手数料

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海外での支払いは主に「クレジットカード」と「現金」の方法があります。
それぞれにメリットやデメリットがありますが、為替の面で有利なのはどちらなのでしょうか?
それは両者の「手数料」によって決まります。

クレジットカードは「リアルタイム」の為替レート+手数料

海外での支払い(ホテルなどの予約を含む)をクレジットカードで行なった場合、その時の為替レート+「為替手数料」が発生します。
クレジットカード会社にもよりますがおおむね「1%〜2%」程度の為替手数料がかかることがほとんどです。
現金の両替においてはこれほど手数料が安く済むことはあまりありません。
クレジットカードは支払いの手間が楽なだけではなく、為替手数料も比較的安く抑えられることが多いというメリットがあります。

現金の場合は両替した時のレート(手数料込み)で決まる!

空港や現地で日本円を両替した時は「両替した時のレート」で得をするか損をするかが決まってしまいます。
両替のレートはその時のレートに手数料がプラスされたものが表示されていますのが、このレートは両替する場所によって「プラスされる手数料」が様々なので手数料の安い場所で両替をしないと損をしてしまいます。
また、両替ショップは下記のように表記されていることが多いので見方に注意が必要です。

「1円(1万円)=○○通貨」

この場合は単純に「○○」の部分が大きい方が、1万円を渡した時にもらえる通貨が大きいのでお得になります。
両替ショップは店によってプラスしているレートが様々なので、安いところだと「1%以下」の手数料なところもあれば、高いところは「5%以上」とかなり取られることもあります。

ハンサム
手数料は通貨によってもかなり違うよ

複数の両替ショップを比べる時は表記にも注意して有利な場所で両替を行えるようにしましょう。

為替を少しだけ理解すればもっとお得な旅行ができる

このように海外でお金を使う時は為替はつきものです。
何も知らずに国内の空港で大金を両替した場合と、現地の両替ショップやクレジットカードをうまく使った場合では同じことをしても費用が数万円レベルで差がつくこともあります。
ちゃんとした為替の知識をもってお得に海外での支払いを行えば今まで以上に旅行費用が安くなるかもしれません!

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