マレーシアに移住した人の家を尋ねたら豪邸だった件

クアラルンプール

マレーシアといえば近年「移住したい国」で6年連続でトップを維持し続ける夢の移住先として有名な国でもあります。
ビザが下りやすく、物価が安くて街も発展しているのでかなり住みやすいとの声が多数。
今回はそんなマレーシアの首都、クアラルンプールの中心街に引っ越した友人を訪ねて天国的な生活をチェックしてきました。

訪問したマレーシア移住者プロフィール

今回訪れたマレーシア移住者のプロフィールは簡単にこんな感じです。

年齢:28歳男性(既婚:近々奥様も越してくる予定)
職業:日本企業の会社員、社内の海外赴任応募に自ら手を上げて赴任


帰国子女の彼は英語が堪能なこともあり、社内の海外案件に手を上げて辞令を取りに行ったそうです。

会社からの待遇

海外赴任でマレーシアに移住した彼への会社からの待遇はざっとこんな感じ

家賃:最大15万円まで会社が支給(奥様が住む日本の家賃を全額負担しているため)
車:会社より付与(オリックスレンタカー)
海外赴任手当:基本給×1.1+40万円の引っ越し準備金


彼の会社は住宅手当がないので日本では家賃は全額負担していましたが、奥様がそのまま日本に住んでおり家賃が発生しているという事情を考慮してクアラルンプールの家賃は全額会社が負担しているとのこと。ちなみに未婚であれば7万円を自己負担する必要があるらしいです。
また、通勤に車が必要なため車も会社より支給されているとのこと。
物価が安いのに給料は手当として上乗せされているので日本にいる時に比べてかなり豊かな生活ができそうなことが伺えます・・・

自宅を訪問!豪邸すぎた・・・

KL中心部にあるマンションの高層階に彼は住んでいます。
間取りを聞くと「そういう概念がないのでわからない」とのことでしたがチェックしました。
日本でいうと3LDK(+ゲスト用バスルーム)ということになりそうです。


まずはリビングダイニング(めっちゃ大きい!)

そしてキッチン(流し側とコンロ側が別!)


ベッドルーム


書斎

ゲストルーム

そして屋上にはジムやプールが!

東京の中心地でこの部屋に住むと、多分家賃は40万円を超えるレベルだと思います。
この物件の家賃は日本円で約13万円程度だそう。さらに屋上にあるジムとプールが使い放題。
日本の家賃を払っていますが、自己負担なしでこの家に住んでいるというのだから最高すぎます・・・

生活してみた感想

クアラルンプールで仕事をしてみた感想を聞いてみたところ、下記のようなメリットとデメリットがありました。

マレーシア移住して感じたメリット

物価が安く会社の待遇もあついので、同じ会社に勤めているにも関わらず日本にいる時よりかなり生活水準が上がった。
家はもちろん住みやすいうえ、出費が減るのでお金が貯まりやすい。
日本企業がかなり進出していて、食材や電化製品も日本のものが手に入りやすい。日本と同じような暮らしができている。
イスラム教が中心の国なので気をつかう場面がもっとあるのかと思っていたが、ほぼ気にせずに暮らせる。

マレーシア移住して感じたデメリット

仲の良い友達がおらず、奥様もまだ日本にいるため休日は孤独。(近々奥様が越してくるので解消予定)
住むには良いが、休日に出かける場所が限られるのであまり外出する気がしない。東京にいる時よりも外に出なくなった。
自分は仕事自体が楽しいので充実しているが、「海外での生活」自体に憧れて移住するとすぐに生活には慣れるので物足りなくなると思う。

経済的にはかなり有利だが、移住して何をするかが超重要だった。

今回、実際にマレーシアに移住した彼に家や待遇を聞いているとかなり夢のような暮らしをしていることがわかりましたが、一方で豊かな暮らしもすぐに慣れてしまうので移住して生きて「何をするのか」が超重要だということを改めて感じました。
彼はやりたい仕事があって移住してきたのでその仕事にやりがいを感じて、プラス「良い暮らし」が出来ているのでかなり羨ましいパターンですが、「豊かな暮らし」だけを求めてマレーシアに移住し、やりたくもない仕事で生計を立てるとかなり虚無感が生まれるかもしれませんね。

あわせて読みたい

【旅行記】クアラルンプール3泊4日ひとり旅に行ってきた!