【フィジー(マナ島)旅行記】4泊6日カップル旅

マナアイランドリゾート

南太平洋に浮かぶ魅惑の楽園フィジー。
2018年から成田空港からの直行便が運行し、日本からは約9時間で行けるようになりました。
一気に日本から行きやすいリゾート地の仲間入り!とはいえまだまだ馴染みのないフィジーへの旅行を計画しつつある人にとっては
「どんな国?大丈夫?」
「何すればいいの?」
「いくらかかるの?」
など気になることも多いかと思います。
というわけでフィジーの離島の中でも人気の「マナ島」に実際に行ってみましたので、これから行く人の参考になればと、その旅行記を残しておきたいと思います!

乾季ギリギリの10月に4泊6日で滞在!

フィジーは1年を通して気温が25度前後とまさに常夏の国ではありますが、雨季と乾季があるため、できれば5月〜10月の乾季の間に行きたいということで、今回はギリギリの10月に4泊6日で滞在してきました!
成田とフィジーの直行便はどちらからも毎週火・金・日曜日の運行となっていますので、日曜日の夜出発(機内泊)で、フィジーからは金曜日の昼に帰国というスケジュールでした。
※ソウル経由という行き方もあります。
特に忙しくあちこちいった訳ではなかったので決して短い日程ではなかったのですが、ずっとのんびりしていても全然飽きることなく楽しむことができたのでちょうどよい日程だったと思います。

滞在先に選んだのは人気No.1の「マナ島」

フィジーは300以上の島から成る群島の国。観光の候補に入る島だけで30近くの島があります。
色々な島を回るも良し、1つの島でずっとゆっくりするもよしというところだったのですが、今回はそれほど長期の滞在でもなかったのであちこちいかずに過ごすことにしました。
滞在先に選んだのはフィジー本島の北西のママヌザ諸島にある「マナ島」。
島全体が「マナアイランドリゾート」というリゾート施設になっており、食事もアクティビティも全て込みになったオールインクルーシブで何も気にせずゆっくりできるため、日本人にも大人気のようで何組か日本人観光客も見かけました。
他にもヨーロッパやアメリカも含め、世界中から観光客が来ている様子でしたが島に宿泊できる組数に限度があるため、それほど人でいっぱいという感じではなく皆が思い思いに自分の時間を過ごしているようでした。

かかった費用は全て込みで1人約17万円+おみやげ代

気になる費用ですが、総額で約17万円程になりました。
内訳としては、

・飛行機代:約10万円
・宿泊代(食事代込)+フェリー代:5万円
・アルコール:1万円
・マッサージ:1万円


といったところでした。

飛行機はフィジーエアウェイズで往復約10万円

私の行った10月はいわゆる「オンシーズン」ではなかったので特別に高い料金ではありません。この時期は10万円程度がデフォルト料金のようですね。
直行便はフィジーの航空会社「フィジーエアウェイズ」しかないのでエクスペディア経由で予約しました。
機内はモニターも電源もあり、機内食も想像以上にクオリティが高かったものの、やはり席は一般的なLCCと同じくらいで若干の狭さを感じました。LCC慣れしている私には何の問題もありませんでしたが、普段ANAやJALに慣れていると少しがっかりするかもしれません。
また、フィジー本島からマナ島へのクルーズも事前に(こちらはサウスシークルーズ公式サイトから)予約しました。フェリーも時期によって価格が変わるらしいですが往復で約1万円前後になります。

宿泊はマナ島に3泊、ナンディに1泊で約5万円

宿泊はメインとなるマナ島「マナアイランドリゾート」に3泊と、帰国前日は空港に近いナンディ(フィジー本島)のエアポートホテル「メルキュールナンディ」に泊まりました。
ツアーで予約しようとすると全て同じホテルになってしまうため、別のホテルを予約するために飛行機とは別で「Trip.com」を使って予約しました。
ちなみに「マナアイランドリゾート」は食事代も全て込みのため、「メルキュールナンディ」に滞在している間の食費以外はかかっていません。

アルコールのみ有料!4日で1万円程度?

マナアイランドリゾートは食事代全て込みの「オールインクルーシブ」ですが、アルコールは有料です。飲みたい時にビールを頼んでいた程度ですが、4日で約1万円程度は飲んでいました。
アルコールの価格は日本と同じくらいの価格でビールだと日本円で700円程度なので、それほど高いわけではありませんでした。
フィジーの一般的なビール「フィジーゴールド」は日本のビールに近く飲みやすかったので毎日飲んでいました。

施設内のマッサージは60分で約1万円

マナアイランドリゾートでは1度だけリゾート内のマッサージを受けましたが、60分で約1万円とここでも「オプション費用」が発生しました。
しかし60分で約1万円はリゾート地としてはまぁまぁ良心的な価格でしたし、予約も直前でとれたので気が向いたときに気軽に利用が出来そうでした。

「モーターを使うアクティビティ」のみ有料

マナ島ではシュノーケルやパドルボートなど、基本的なアクティビティは無料で道具を貸し出してくれますが、ダイビングやパラセイリングなど「モーターを使うアクティビティ」は都度数千円の料金がかかるようでしたが、私はいつも勝手にシュノーケルをしているので特に利用しませんでしたが、ずっと滞在している場合は様々なアクティビティを順番に楽しむのもありだと思います。

着いたら空港からデナラウ港まで移動

さて、いよいよフィジーに到着ですが、成田からナンディ国際空港に到着後はマナ島までのフェリーに直行予定だったため、デナラウ港まで空港から「サウスシークルーズ」の送迎バスで向かいました。
フィジーでのフェリーはほとんどがこのサウスシークルーズ社が運営しているらしく、帰りの送迎も含めてお世話になることになります。
あらかじめフェリーは予約していたので、空港にあるサウスシークルーズのデスクに行って伝えるとその場ですぐにバスに乗せてくれました。
デナラウ港までは20分ほどで、出港までは1時間程度待つことになりました。ただ、船を待っている間もご飯が食べられたり買い物をする場所も港にたくさんあるので退屈することなく過ごすことが出来ました。。

船は色々な島を経由!乗ってるだけで楽しい!

いよいよ船が到着するとマナ島までの約90分の船旅となります。
なかなか長くて大変かと思っていましたが、マナ島までの間に色々な島に立ち寄ってお客さんが降りたり乗ったりしてきます。
海も綺麗で景色も変化するため、眺めているだけで飽きることなくあっという間に着いてしまいました。
船自体が楽しめるアクティビティのようです!

元気な歌でお出迎え!いよいよ夢の始まりです!

海の景色を楽しんでいると、ついに目的地のマナ島に到着!
船が近づくとスタッフが陽気な歌で出迎えてくれます。
これから始まる楽しい時間にワクワクが止まりません!

フィジーの海

船を下りると「マナアイランドリゾート」のロビーで島(施設)についての説明を受けます。
様々な観光客が混ざっているので説明は国(言語)ごとに分けられ、日本人には日本人スタッフが日本語で説明してくれるので英語が苦手でも安心です。
各施設の場所や受けられるサービスについて説明してもらいますが、レストランだけでいくつもあるので一度にはとても覚えられません。
「地図を見ながら後で探検すればいいや」という気軽な気持ちで聞いて大丈夫でした。
 ちなみに島の半分は神様が住む「聖域」とされているから入れないとのこと。こういった現地のしきたりも旅行の醍醐味です。

説明が終わるとそれぞれの部屋にカートで案内されます。
さて、ここから限りない自由時間が始まります!

部屋は清潔感があって雰囲気も合って最高!

部屋は入った瞬間「おぉー」というようなまさに南国の雰囲気のある部屋。
今回は特にスイートのような特別な部屋にはしていませんが十分な広さと清潔感があります。
ただ離島ということで私が心配していたのは水道と虫・・・
国によってはお湯が出にくかったりチョロチョロとしか出なかったりしますよね。
トイレとかも流れが悪かったり・・
ただ!このあたりは何の問題もなし!むしろ水の勢いがすごすぎて驚いたくらいです。
これで安心してシャワーを浴びまくれます!よし!!
 
続いて虫!
これは部屋に入った瞬間大量の虫除けスプレーが目に入ったので「え?」と思いましたが、大丈夫でした。
部屋の中で虫を目にすることはほとんど無かったです。
(バルコニーをずっと開けっ放しにしていたりするとわかりませんが)
大量の虫除けスプレーはおそらく外出用にホテルが用意してくれたもの。
マナ島内には簡単な山や林っぽい場所も多くあるのでそういったところへ出かけるときはめちゃくちゃ重宝しました!

これでマナ島での拠点は完璧!ということで心置きなく出かけにいけます!

マナ島内での食事はクオリティのバラつきに注意!

部屋に着いたころにはもう15時近くなっていましたのですぐに遅めのランチにいきました。
レストランはいくつもありますが、プールサイドのメインレストランに行きメニューから頼みます。
食事は全て込みの「オールインクルーシブ」なので部屋番号を言うだけで食事が出てきます。
というかプールサイドで寝ていれば運んできてくれます。

アルコールは有料ですが最後に精算するので、やはり部屋番号を言うだけで大丈夫です。
ここでの食事の味ですが、メニューによってかなりクオリティが異なる印象でした。
 
個人的にはピザのクオリティがめちゃくちゃ高い!
これに気づいてからはピザしか頼んでないくらいおいしい!

ピザ

逆にハンバーグなんかは肉が硬くて外国感はありますが味は日本のほうがいいなぁという感じ。
このレストランにはだいぶお世話になるので、自分のお気に入りのメニューを見つけるのも楽しいですね!
 
あと、施設内には予約制レストランもいくつかあります。
特に島の南(船の発着側)の「サウスシーレストラン」は大人な雰囲気でまた違ったロマンチックな食事を楽しめます。
着いた日に日の入りの時間等を確認して予約しておくといいですね。

充実のビーチサイド!アクティビティも満載!

どの部屋に泊まっても海には歩いて1分くらいで行くことができます。
北側にも南側にもビーチがあるので同じ島の中でも違った雰囲気の海を楽しめます。

プールやレストランが北側ビーチ付近に集中していて、南側では各アクティビティのカウンターがあります。
基本的には北側でまったり過ごしてボートやダイビング等は南側にしに行くといったスタイルになると思います。

フィジーの海

また、西にはサンセットが美しいビーチがありますがやや距離があるためロビー付近から送迎バスも出ています。歩いても15分くらいで到着するので気軽に行くことが出来ます。
非常にキレイなので一度は行ってみることをオススメします。

島内にいるのは観光客とマナアイランドの従業員だけですが、通りかかるとみんな「ブラ!」と気さくに挨拶をしてきてくれるのでとても居心地の良い空気が出来ていて、どこにいっても怖くないぞ!と感じました。

アクティビティは海・山・スポーツと充実!

ビーチサイドはパラソルやタオルはもちろん、欲しいものはだいたい頼めば何とかなるので不自由することは無いと思います。
また、施設内にはテニスコートやバスケットコート、レンタサイクル(有料)、ビリヤードなど朝から晩までアクティビティには困りません。
15分程度で上れる山もあり「プチ登山」も出来ますので、島全体を眺める絶景が楽しめます。
小さな水族館?エリアではウミガメを見ることも出来ますよ!
とにかく島内をウロウロするだけで「なにここ!?」というエリアが出てくるので探検するのが楽しすぎました。

極上のマッサージエリアの雰囲気も格別!

「マナスパ」というマッサージスパエリアもかなり本格的で、静かで幻想的な部屋でゆったりマッサージを受けることも出来ました!
料金はコースにもよりますが、60分で10,000円程度。
安くは無いですが非常に本格的でクオリティの高いサービスになっています。
毎日行きたかったのですがさすがに予算が・・・ということで最終日の楽しみに予約をしていきました。

帰国前日は空港近くの「メルキュール・ナンディ」に宿泊

4日間をマナ島から出ることなくゆったり過ごし、まだまだ名残惜しいくらいではありましたが
空港まではフェリーで2時間近くかかるため帰国前日には本島のトランジットホテル「メルキュールナンディ」に移動しました。
ホテルクラスはさすがに「マナアイランドリゾート」からは落ちますが、プールもあり部屋も清潔なので十分なクオリティでした。
本島では時間もそれほど無かったのでノープランでしたが、近くにはおいしいレストランや地元のスーパー等もあり、散歩するだけでも見所は結構あるようでした。

女子は間違いなく寄りたい「UGG FIJI(アグフィジー)」

ナンディで女子は特にはずせないのがムートンブーツが有名な「UGG」のフィジー工場ですね。
ここでは格安で「オリジナル」のムートンブーツを作ることができます。

UGGフィジー

パーツごとに色(皮)やソールを選べばすぐに作成に取り掛かってくれます。
とはいえ数時間かかるのでどうしようかと思いましたが出来たらホテルに届けてくれるとのことだったので
ホテルと部屋番号を記載して渡すと無事に夜に届いていました。

オリジナルのUGGブーツなんて、日本ではだれも持っていないのでめちゃくちゃ貴重ですね。価格も日本円で10,000円ちょっととかなり格安!日本で買うのに比べて半額以下で買えちゃいました。
満足のいく自分へのおみやげとなりました!

名残惜しさとともに無事帰国、また行きたい!

最終日は飛行機が昼出発のため朝起きて空港に行くくらいしかすることがありませんでしたが、空港内のお土産屋さんが意外と充実していたのでここでお土産を買う時間を確保してよかったなーと思いました。免税店などはあまり期待できないので現地のお土産選びに没頭しました。


というわけで無事に成田に夜到着で帰国しましたがまだまだマナ島だけでも行きつくせてないですし、他の島も行ってみたいので帰りの電車ではすぐに他の島の情報収集をしていました。
フィジーに行った人は必ずまた行きたくなるという「フィジーマジック」。
まんまとこの魔法にかかってしまいました!

マナ島以外の離島についてもまとめました!